出るわ出るわ偽装食材

□まだ中国のようにねずみが入ってるとかじゃないからいいだろうが、それでも偽装というか詐欺というか、その頻度がひどすぎる。次から次へとこれでもかってくらいの広がりを見せている。

■誠
 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1311/05/news032.html
 阪急阪神ホテルズを皮切りに、ザ・リッツ・カールトン大阪、名鉄グランドホテル、JR系ホテルクレメントなどの名が連日のようにあがり、名門・帝国ホテルまで飛び火。

鮮魚か解凍かも明確に消費者に開示せよというのなら、日本中の居酒屋にある「刺身盛り合わせ」の多くが、「解凍した刺身の盛り合わせ」に変える必要に迫られるだろう。

□この書き方には問題がある。わかりやすいもので言えば、例えばイカは冷凍か冷凍じゃないかで大きな開きがある。なまイカなら刺身として適しているが、冷凍イカでは刺身として適していない。だいたい鮮魚か解凍かなんて居酒屋で書くだろうか?あくまで冷凍物を鮮魚と書いた側の問題だろう。最初から書かなければいいだけの話。

■今や「鮮魚」や「地野菜」というのを日本中のホテルが続々とメニューから外している。なぜ「偽装」と「メニュー表示の問題」をごちゃまぜにしているのか。

□地野菜ではないものを地野菜として売ったからだろう。地野菜が必ず手に入らない可能性があることを考えれば、そうした表記はしないほうがいいのは当たり前で、むしろ地野菜が入った時だけ地野菜というのを出すようにすればいいだけの話し。違うものを出した段階で産地偽装になりうるのだから当たり前だろう。ならばどうするか、最初からそうしたことを書かないか、そうした食材が手に入った時だけ、お勧めを添えればいいだけの話。

■業者と問屋で起きた食中毒を日本全体の焼肉屋へ飛び火させ、日本国民にユッケや生レバーを食えなくさせたことからも分かるとおり、日本の食品行政は面倒が起きたら、「くさいものにはフタ」という手法をとる。

□そのほうが早く収束していいからだろう。しかも多くの死者と患者を出した問題だから、そう単純に扱える問題ではなくなった。そもそも以前は食中毒になっても食材がわからないとされていた。こうした多くの患者が出てわかるケースがあるだけに悪質さもある。以前で言えばO157のかいわれ大根がいい例だろう。しかも結果的にどこから出たのかうやむやにされた。

■消費者に不利益をもたらす。自らが生み出したルールにとらわれるあまり、杓子定規な解決策しか考えられない。低下しているのは、「モラル」などではなく、「柔軟な考え方」ではないか。

□柔軟な考え方で死者出すなんて許されないだろう。それにこの発想だと、またなあなあになって、こうした偽装が許されることになる。すでに偽装で消費者に不利益をもたらしてるのだから、その不利益をいまさら議論してもしょうがない話。というかこれ普通に詐欺罪だし。金額は違うがわかりやすく言えば、ブランド物の偽物売ってるようなもの。その言い訳が、本物が手に入らなかったとか、最初は本物だったが店頭にならぶ時は変えたとか言ってるようなものだからね。


■朝日
http://www.asahi.com/articles/TKY201311050392.html
メニュー表示と異なる食材を使う「偽装表示問題」が5日、大手百貨店に広がった。高島屋は直営の総菜店「フォション」などで、表記とは異なる食材を使っていた。東急ホテルズなど、全国の有名ホテルでも偽装表示が次々に見つかっており、外食産業全体に広がる勢いだ。

□他にも今問題になってるのが、高島屋、東急ホテルズも、旅館を運営する近鉄旅館システムズ(奈良市)は5日、北田宣之社長が引責辞任と書かれてるのもある。