TPPと軽自動車

■ダイヤモンド
http://diamond.jp/articles/-/33670
「軽自動車が非関税障壁」は本当か
アメリカ車が日本で売れない理由
「TPPと軽自動車の関係というのは、何もないと思うんですよ。僕はこじつけだと思っております」
?2013年2月26日、スズキが都内で開催したハイト系新型軽自動車「スペーシア」の記者発表会で、同社・鈴木修会長兼社長は記者団の質問にそう答えた。
?そして2013年3月15日、安倍晋三内閣総理大臣はTPP(環太平洋連携協定)への参加を正式表明。

□高い次元での自由貿易なのだから、軽自動車が関係ないわけがない。

■また総論として、軽自動車が成熟期に入ったことを強く感じた。軽自動車のなかでも女性顧客が多いハイト系では、顧客の希望やワガママを徹底的に盛り込んだ超高機能・生活車として、そろそろ“ネタ切れ”してきたと感じる。

□すごく車の話をしているから、スズキのCMなのかと思ってしまったので削除した(笑)脱原発の部分では評価できるが、TPPに関しては全然だめ。しかもこの記事のほとんどが非関税障壁の話ではないのはどういう事だろう?

■また筆者から「TPP絡みで様々な報道があるが、仮定の話として、米国メーカーは軽自動車を作ることができると思うか?」と聞いてみた。

□ようやく出てきた

■すると「このサイズ感の商品は当然できる。だが、問題は“気配り”だ。軽自動車とは顧客への気配りのクルマ。ティッシュボックスの収納場所を、これだけ車内各所に設けるなど、こうした(顧客への配慮として細か過ぎるような)商品作りは、アメリカでは難しいと思う」(同)と指摘した。

□TPPと関係ないね(笑)軽自動車は問題になることは最初からわかっていたのだからなんでTPPに反対しなかったのか?不思議でしょうがない。

■車両価格100万円強~150万円(=メーカーとディーラーが薄利)で、これだけの機能性と、日常走行での満足度。米国メーカーが手間ヒマかけて日本国内市場向けに独自の軽自動車を導入するとは思えない。

□TPPにしたから、米国が軽自動車を作るという発想にはならない(笑)
 あくまで軽自動車が税金などで優遇されてることが問題になっているのだから。

■もし軽自動車規定を廃止したら
日本でアメ車はもっと売れるか?

?米デトロイト3で構成される、米自動車政策会議(AAPC)が3月15日、日本のTPP参加表明に対して反対する声明を発表した。現在、アメリカは日本製乗用車に対して2.5%、トラックに対して25%の関税をかけている。これらが撤廃されることで、さらには政策による円安誘導で日本車の米国内販売数が増え、米国メーカーの経営に悪影響があると指摘した。

□これは日本の繊維メーカーの乱に対する、米国側からのペナルティーだからこれがTPPで撤廃されるかどうかがまず問題だろう。でも、日本のメーカーは米国で車を造って売ってるから関税の関係のないメーカーもあるだろう。

■具体的には、年間で日本からの輸入台数が10万5000台増、金額にして2.2ビリオン米ドル(約2100億円)増と試算した。他方、アメリカから日本に対しては、すでに自動車の関税はゼロだが(軽自動車規定や書類審査等の)各種非関税障壁が多く、米国メーカー製の自動車の日本国内販売を阻害していると説明している。

□10万台・・・・増えるかな?むしろこういう発言して、各種非関税障壁をなくしたいだけのような気がするが。

■その日本市場、2012年売れ筋トップ10は、トヨタ「プリウス」、同「アクア」、ホンダ「N Box」、同「フィット」、スズキ「ワゴンR」、ダイハツ「タント」、同「ミライース」、ホンダ「フリード」、そしてトヨタ「ヴィッツ」。乗用車販売総数でみると、339万274台(日本自動車販売協会連合会・調べ)。また同年、軽自動車は197万9446台(全国軽自動車協会連合会・調べ)で、全需に占めるシェアは37%にも及ぶ。

□日本では乗用車は500万台。

■そのシェア37%、日本専用のガラパゴス車に対して、米国メーカーが独自開発車を投入することは、収益性、事業性、さらに前述にように商品開発に対する“気配り”が難しい等の観点から、その可能性はゼロに近い。

?では仮に、軽自動車規定が撤廃された場合、日本でアメ車がもっと売れるのか?

?その答えは、「NO」だ。最大の理由は、日本人のアメ車に対する認識の低さにある。

□TPPで相手国で売るだけとは限らないだろう(笑)相手国の自動車メーカーにダメージを与えればいいという考え方からすれば、相手国で売る必要はない。
 軽自動車規定が撤廃された場合税金が上がり、軽を意味持つがあるのか?から始まり自動車メーカーがまいた種だという批判が起こり、自動車を手放す人も出てくるかもしれない(笑)ただ単に何かがなくなればアメ車が売れるとは思っていないだろう。少しは売れる可能性もあるが(笑)

■2012年、日本への正規輸入車総数は31万5993台。内訳としては、トップがVWで5万6191台(シェア17.78%)。2位が日産で4万2422台(同13.42%)。これはタイからの「マーチ」が主体だ。3位がダイムラー/メルセデス・ベンツで4万1911台(同13.26%)、4位がBMWで4万1102台(同13.01%)、5位がアウディで2万4163台(同7.65%)、以下トヨタ、BMW MINI、ボルボ、三菱、フィアット、プジョー、そして米系のクライスラー/JEEP(4979台・同1.58%)と続く(日本自動車輸入組合・調べ)。

□輸入車って言うか、日本車もかなり入ってて、逆輸入されてる(笑)

■このJEEPに、フォード、GMシボレー、GMキャデラック、クライスラー、同ダッジ等を加えた全アメ車合計では1万3753台(同4.4%)に過ぎず、輸入車のなかでもマイナーな存在だ。なお、この数は日系乗用車と軽自動車の合計と比較すると、たった0.26%である。

□米国でもトヨタ社がよく売れるわけだな(笑)そして売れすぎるから叩かれる(笑)そして泣くしかない。

■世界市場の主流から見れば
アメリカもやはりガラパゴス市場

?日本では周知の通り、「外車」「輸入車」に関してはドイツ車志向が極めて強く、アメ車には一般的に“とっつきにくい特殊なクルマ”というイメージがある。

?そうしたイメージを打破するため、過去20年間ほどを振り返ると、90年代に各種の試みがあった。例えば、GMサターンがVW的なイメージで日本国内市場の開拓を試みたが失敗。また、ホンダ販売店でも扱っていたJEEP「チェロキー」や、並行輸入車でGMの商用車・シボレー「アストロ」の乗用利用が人気となったが、ブームは長続きしなかった。

□車が趣味でない人もこうした動向を見るのは面白いのではないかと思う

■現在でも日本には、一部に“アメ車好き”がいるが、彼らがアメ車を好きな理由は、「日本車にはない、大きさ」「日本車にはない、大胆なデザイン」「日本車にはない、ビッグトルクのエンジン」など、明確な日本車との違いに付加価値を感じていることにある。

□でも昔ほどの人気はないだろうな。燃費の悪さから始まるイメージの悪さがいまだにつきまとっているだろう。

■アメリカ・ガラパゴスの象徴、フルサイズSUV。テキサス州内、GMアーリントン工場。シボレー「タホ」、同「サバーバン」、キャデラック「エスカレード」、GMC「ユーコン」を製造 Photo by Kenji Momota
?このように、アメ車は日本人にとって“変わったクルマ”なのだ。そしてこの感覚は日本人だけではなく、欧州、新興国、発展途上国の人々にとっても同じだ。その筆頭がミッドサイズ/フルサイズの、SUVやピックアップトラック。世界市場で見れば、同カテゴリーのボリュームゾーンは、トヨタのIMV(イノベーティブ・インターナショナル・マルチパーパス・ヴィークル)の「フォーチュナー」や、三菱「パジェロスポーツ」だ。

自動車産業は日米の「交渉ツール」!?
TPPよりRCEP、NAFTAの重要度に注目

?そうしたなかで、日本は1980年代以降、アメリカ現地生産を本格化し、1990年代後半になると技術開発も現地化する動きが加速。アメリカ専用車に近いカタチでラインアップを充実してきた。だから、日本車がアメリカで売れてきた。

□米国で日本車が売れ、日本車叩きに始まり不買運動が行われ危機感を抱いた日本のメーカーが、米国に拠点を作った。少し前にトヨタ社が叩かれたが、それが以前のように大きくならなかったのは、売れなくなると工場閉鎖になり失業者が出てくる懸念があるのと、GMがすぐに息を吹き返したからだろう。民族性的には米国も中国とあまり変わらない(苦笑)都合が悪くなると敵を作り叩くのだから。

■他方、アメリカは近年、日本に生産拠点を持っていない。古くは、関東大震災以降から昭和初期にかけて、商用車をメインにアメ車が増え、GM、フォードが日本国内生産を行っていた。だが、1935年(昭和10年)、「自動車工業確立二関スル件」が閣議決定され、自動車国内生産から海外メーカーは事実上、締め出された。

□へ~こういうことがあったのか。
 通りで海外メーカーの工場の名前を聞かないわけだ。

■それから半世紀近くが経って、フォードとマツダ、クライスラーと三菱、GMとスズキ、GMと富士重工などが提携していた時期もあったが、日本市場向けアメ車の本格的な開発と拡販事業を進めなかった。

□・・・・・提携した意味があったのかすら疑問だな。

■アメリカテキサス州ダラス郊外の大型商業施設駐車場。日本車のセダン、米国メーカー製のSUVが多い Photo by Kenji Momota
?このように、アメリカで日本車が売れ、日本でアメ車が売れない理由は、「どこまで相手の市場に向けて真剣な商品づくりをするかどうか」が第一であり、関税や非関税障壁と呼ばれる類、はたまた軽自動車の影響は、アメリカが騒ぐほど大きくない。

?もちろん、そんなことは、アメリカ自動車産業界の上層部は百も承知だ。
?
□まだ、ここまではいいが

■結局、TPP交渉のなかで自動車分野は、農業や保険産業などの他分野の交渉のためのツールとして使われるように思える。本稿冒頭でご紹介した、鈴木修・スズキ会長兼社長が言う、「こじつけ」が最適な表現ではないだろうか。

□ピントがずれてる(笑)元々TPPは自由貿易で関税撤廃が売りだからな。だからその障壁をなくし、もっと貿易をしやすく、単純化するのが本来のあり方だから、こじつけてるのは米国側ではなくスズキの社長だろう(笑)